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伝説 スナック「こだぬき」

この「お店」を書こうと思って、すでに1年以上経ちました。これも、すでに無くなってしまったお店ですので、当然写真はなく、早く書かないとますます記憶の奥に沈んでしまうので、書きました。(01.11.4)
伝説〜〜の中でも一番最初に無くなってしまったお店です。他のそれは、現在の駅前マンションの建設で移転・廃業でしたが、「こだぬき」は、1990年代の早めですから、10年ほど前にママの病気で閉鎖されてしまったのです。入院後、しばらくしてママは病気しました。客仲間数人で葬儀にも列席しました。
みやじぃが通い始めたのは、1983年12月頃です。常連に連れて行かれたわけですから、同じ会社の仲間はずっと以前から通っていたのでしょう。ただ、伝説「みやこ」や伝説「モナリザ」に比べ、マイナーであったことは確かです。しかし、常連には、吸引力が強かったので、強く印象にある店でしょう。ママの人柄でしょう。
なお、正確には、初代ママの病気でリタイヤしてから、二代目ママが引き継ぎ、しばらくして店舗少し移転しましたが、1,2年で閉店してしまいました。

お店の在った場所

平井駅南口から駅前27階建てマンションの下を通り抜け、2本目の道を少し亀戸方面に進んだところに、二階建てで有りました。手前は月極貸し駐車場だったときもありました。

お店のレイアウト

引き戸を開けると、右手手前から小さな上がり畳間・カウンター+調理場・手荒い場と有りました。上がり畳間には、レーザーディスクのカラオケ装置がありました。

お店の思い出

みやじぃが通い始めた頃、ママはすでに60歳前後に見えましたが、客の心を掴むのが上手だなと感じました。われわれ飲み仲間の20代の女性が「ちぃ〜まま」としてカウンターに入ったり、ママも入れて数人で浅草に花見に行ったりと客と友達づきあいをしていました。
また、会社では会ったことのない先輩に何人か会い、面識を持てたのは不思議な感じでした。でも会社で会うと全く別の人格でまじめにやっているのも或る意味で愉快でした。
平井の飲み屋の楽しさを教えてくれたような気もします。そんなママはもう他界して、お店も全く跡形もなくなってしまい、時の流れを感じています。

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