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醤油ラーメン・・・出汁が利いて美味でした。
ワンタンメン・・・これこそ「博雅」のオリジナルで、具がみっちり入ったワンタンは、ここだけでしか出会ったことがないです。ワンタンだけをよく近所の主婦が買いに来ていました。ＴＶで美味しいラーメン屋特集をよくやりますが、当時、なぜ「博雅」のワンタンメンが取り上げられなかったのか？　不思議でした。やはり、平井だからでしょうね。ここにも、いかに平井がミステリアスかが伺われますね。

マスター

魚拓がいっぱい飾ってあったので、釣りが好きだったことは確かです。食堂関係者には結構多い趣味ですね。
あと特徴的だったのは、壁に「１万円・５千円　お断り」と張り紙がしてあったことです。過去に苦い思い出があったのかも知れません。でも、結構客にはプレッシャーでした。食べはじめてから、慌てて財布を確認したりとか・・・
でも、そんなマスターの表情を見ながら、数人でビールを飲みながら、好きな種類のラーメンを食べるのが、会社から平井駅へ行く途中での数少ない楽しみのひとつでした。
いま、どうしているかは、全く分かりませんが、それなりに年輩だったので、ラーメン屋人生は全うしたのでしょうね。

在った場所

ＬＩＯＮから平井駅に向かって、蔵前橋通りの平井駅北口交差点を渡った歩道を２０ｍくらい行ったところにありました。